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2010/03/11

執筆者: Yamaoka (6:20 pm)
  3月8日、警視庁捜査2課などが、元ジャスダック上場のIT系企業「トランスデジタル」を巡る事件で、架空増資容疑などで、元役員の西村幸浩容疑者(43)を逮捕したのは大手マスコミ既報の通り。(冒頭写真=「日刊ゲンダイ」2月26日付記事)
 しかし、大手マスコミの報道では、西村容疑者がどう関わっていたのかまったく報じられていない。
 というのも、西村容疑者は過去、東証2部「ジェイ・ブリッジ」副社長を務め、そのジェイ・ブリッジがトランスデジタルに投資した関係から同社と関わりを持ったのだが、その後、再逮捕された黒木正博容疑者が裏で支配する「TD戦略投資事業組合」を通じて経営権を握ったことから、西村容疑者を始めとするジェイ・ブリッジ派役員は退任している。
 今回、一緒に再逮捕された後藤幸英、鈴木康平両容疑者が黒木容疑者の意を受けトランスの社長、副社長に就任したのが07年11月。その前の社長がジェイ・ブリッジ常務執行役員だった林弘明氏だった。
 というわけで、西村容疑者の逮捕を意外に思っている方もいるかも知れない。


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2010/03/08

執筆者: Yamaoka (6:20 pm)
  大手マスコミ既報のように、警視庁捜査2課などは3月8日、元ジャスダック上場IT企業「トランスデジタル」を巡る事件で、今度は破綻直前08年7月の約17億円の増資の内約9億円が架空だった容疑(金融商品取引法違反=偽計=)などで、すでに逮捕していた後藤幸英社長ら4名を再逮捕
 また、西村幸浩元役員(43)を新たに逮捕した。
 さらに、別件で逮捕・起訴されている鬼頭和孝も本日にも逮捕する方針。(冒頭写真=「日経」3月8日夕刊)
 本紙では4名の再逮捕、また西村、鬼頭両容疑者が逮捕される可能性を6日に報じていた


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2010/03/06

執筆者: Yamaoka (8:00 am)
 いよいよ3月8日、ジャスダックに上場していたIT系企業「トランスデジタル」(東京都港区。民事再生手続き中)を巡る民事再生法違反(特定の債権者に対する担保提供など)で逮捕された後藤幸英社長(冒頭写真)ら6名が勾留満期を迎える。
 この6名の大半が、架空増資による証券取引法(偽計)違反容疑で再逮捕される見込みであることは、本紙では既報済だが、 その後に得た最新情報をお伝えする。
 誰が再逮捕され、そしてどんな新顔が入るのか?


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2010/03/02

執筆者: Yamaoka (10:10 am)
 警視庁碑文谷署は2月27日までに、都内に住む元総合格闘家・孫煌進(ソン・ファンジン。31)容疑者を強制わいせつ容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は昨年12月、20代女性と乗ったタクシー車内でその女性の太ももを触ったり、キスをしようとするなどわいせつ行為をした疑い。相手女性はタクシーを降りるや、近くの交番に直行し被害届けを出していた。本人は容疑を否定しているという。
 孫容疑者は総合格闘技団体「修斗」に昨年3月までプロ選手として所属。空手、ボクシング経験を生かし、殴りあうことを信条とするフェザー級ファイターとして人気を博した。成績は9試合に出て5勝4敗。01年7月開催の東日本アマチュア修斗選手権では、ライト級で優勝している。引退後は道場で総合格闘技を教えていた。
 冒頭に転載した「日刊ゲンダイ」記事(3月2日号)のように、自身が出していたブログ(現在は閉鎖)が話題を呼んだこともあり、夕刊紙、スポーツ紙ではかなり報道された。
 だが、そこでは触れられていないことがある。それは、彼の父親は企業犯罪絡みで本紙でも何度も取り上げて来た当局も注目する人物という事実。


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2010/02/24

執筆者: Yamaoka (6:30 pm)
 ジャスダックに上場していたIT系企業「トランスデジタル」(東京都港区。民事再生手続き中)の後藤幸英社長や野呂周介、黒木正博らがついに逮捕されたのは2月15日から16日にかけてのことだった
 容疑は民事再生法違反(特定の債権者に対する担保提供など)で、警視庁組織犯罪対策総務課主導だったわけだが、逮捕直後の18日を最後に、全国紙でも追加報道は一切無い。
 今後、トランスデジタルを巡る事件はどう展開して行くのだろうか?
(冒頭写真=「毎日」2月17日記事)


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2010/02/01

執筆者: Yamaoka (7:20 pm)
 本紙では最近、2度に渡り、昨年4月まで大証2部に上場していた不動産、証券事業の「シグマ・ゲイン」(東京都港区)の代表取締役会長で、日興証券出身の長田雄次氏を取り上げている。
 上場していたものの、事件化し、同じくマザーズを上場廃止になったIT系企業「アイ・シー・エフ」(現オーベン)を始めとする怪しげな人脈とつきあいがあり、近く株主代表訴訟を起こされる動きがあることをキャッチしたからだ。
 もっとも、この2回の記事で指摘できたのはマカオ投資で協力関係にあるなど、あくまで“接点”といった方がいい内容で、もっとダイレクトな関係ではなかった。
 こうしたなか、本紙は冒頭に掲げたような2枚の「名刺」を関係者から入手した。
 上野智司氏は、長田氏の日興証券時代の部下で、現「オーベン」社長。
 ここで注目していただきたいのは、現在はどちらも移転している(移転先住所は同じではない)が、当時の住所は同じで、しかも昨年、FX業界に進出したアダルトサイト最大手「DMM」などを運営する「デジタルメデイアマート」と同住所(同じフロア)という事実だ。
 そして、これを手がかりに調べてみると、この人脈のほどんとがある時期、一堂に会していた事実=ダイレクトな関係が判明したので、以下、報告する。


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2010/01/31

執筆者: Yamaoka (2:40 pm)
 一昨年8月、30億円近い資金を調達しながら、その直後に2度の不渡りを出し、上場廃止になったジャスダックに上場していた「トランスデジタル」(東京都千代田区)ーーその余りに不可解な出来事に、その当時から、警視庁は威信をかけて捜査をすると言われていたが、以来、何度もXデー情報が流れながら、その都度、何事も起きない状況が繰り返されていた。
 だが、今回聞こえて来たXデー情報は、その情報源からひじょうに信ぴょう性が高い。しかも、捜査筋からその情報を得たと思われるある記者は1月29日、ターゲットになっている一人を取材しているのだ。
 さて、その容疑だが、当然のことながら、消えた30億円近い資金に関する架空増資容疑かと思い気や、そうではなく、詐欺再生容疑だという。そして本星と見られていたK氏などは捜査線上から外されたという。
 これはいったい、どういうことなのか?
(冒頭写真=「日経」08年9月6日記事)


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2010/01/30

執筆者: Yamaoka (10:20 pm)
 警視庁組織犯罪対策課が捜査を進めていると見られる、ジャスダック上場の「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。本社・横浜市)に対する恐喝疑惑、本紙で2度に渡り報じているが、本紙の取材に対し、複数の者が、捜査員から事情を聞かれたと認めており、捜査が進んでいるのは間違いないようだ。
   この疑惑、簡単に言えば、経営危機に陥っていたNFKは2004年に第3者割当増資を行い43億円の資金調達を行う(冒頭写真=「読売」08年4月19日記事)のだが、その際、引き受け手になったのは「KCS総研投資事業組合」だった。同組合は本多俊郎氏との関係が深かったが、この引き受けには他にも株価を上げる役割の者など複数の株式ブローカーなどが関与していた。そして、そのなかに今回恐喝疑惑の出ているA氏もいた。
  NFKはさらに05年3月、20億円の増資を行う。その際、A氏にはこの話は持って来られなかった。そのため、激怒したA氏は当時の社長らをホテルに呼び出し脅したとされる。
 ところで、その後、新たに旧経営陣に対する特別背任容疑も視野に入れている模様であることがわかったので、こちらの情報も追加で報じておく。


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2010/01/28

執筆者: Yamaoka (11:00 am)
静岡県警捜査2課などは本日28日、顧客の簡易保険金など1950万円を横領した容疑で、浜松市内の浜松領家郵便局の元局長、石川泰三容疑者(47)を逮捕した。(ANNニュース映像より)
  郵便局会社東海支社は昨年5月、顧客31名の貯金など総額7億2000万円を着服した容疑があるとして石川容疑者を懲戒解雇し、県警に刑事告訴していた。
 本日の全国紙夕刊などで報じられているが、しかし、なぜこのような犯行に及んだのか、動機に関してはほとんど報じられていない。
 本紙にあった情報提供によれば、石川容疑者は株の仕手戦にのめり込み、大きな損を出し、その損を穴埋めしようと更に別の仕手に手を出し泥沼に入り込んでいったようだ。


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2010/01/15

執筆者: Yamaoka (2:50 pm)
 警視庁本所署は1月14日、勤務先の資金を2回に渡り計2500万円着服したとして、投資顧問会社元役員の加藤正容疑者(46)を業務上横領容疑で逮捕した。
 昨今、たいした額ではなく、所轄署の扱いであり、本日の全国紙の扱いは小さく、不掲載のところもあったほどだ。
 また、この投資顧問会社は「ジェイ・キャピタルマネジメント」というが、社名すら報じていないところもあった。(冒頭写真=「毎日」都内版の本日記事)
 要するに、その他大勢の着服事件の一つに過ぎず、東証2部の投資会社「ジェイ・ブリッジ」(東京都墨田区)と絡めて報じたところもなかった。
 だが、関係者の間では、今回の事件、ジェイ・ブリッジとの関係で語られている。どういうことなのか。
 このジェイ・キャピタルマネジメントの登記簿を挙げると、今回、逮捕された加藤容疑者(元役員と報道されているが、登記上は現在も役員のまま)などと並び、興味深い人物の名前が出て来る。


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2009/12/20

執筆者: Yamaoka (2:10 pm)
 川上八巳氏(44)といえば、ヘラクレス上場のIT系企業「ビーマップ」(東京都文京区)の株価操縦容疑(証取法違反)で、この9月、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金2億4533万2500円の有罪判決を受けた御仁であることは本紙でも既報の通り
もっとも、事件にこそ問われなかったが、このビーマップ株を買い占めたことから、株価操縦しようとしたわけで、その買い占め原資は、やはり当時は上場(マザーズ)していた別のIT系企業「アイ・シー・エフ」(現オーベン)株を同じく株価操縦することで儲けたものと思われる。
 しかも、川上氏のオーベンに関する疑惑はこれだけに止まらない。
 オーベンはマカオの不動産へ巨額の資金を投じ、焦げ付いており、これにも川上氏は深く関与していた疑惑がある。
 株主が直に訴えるのは、現「オーベン」(東京都渋谷区)の上野智司社長、佐藤克元社長らと思われるが、株主の一番の狙いは、審尋を通じ、川上氏、それに同じく「外部関係者」ながらマカオ投資、そのカネの流れに深く関与していたとする3名と併せ、その闇に消えた資金の行方をあぶり出すことだという。
 また、並行して、このオーベンのマカオ投資に関係していた、別の元上場企業トップに対する株主代表訴訟も提起するという。(以下に旧アイ・シー・エフの06年6月5日の「戦略会議」関連内部文書転載)
(冒頭写真=関連文献。「金融ビジネス」07年winter号と、第三章「アイ・シー・エフの闇」=書籍『脱法企業 闇の連鎖』講談社+α文庫)


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2009/12/04

執筆者: Yamaoka (8:00 am)
 12月1日発売の月刊経済誌『ZAITEN』に、この手の分野では第一人者の伊藤博敏氏が、最近の当局による立て続けの「増資マフィア」の摘発につき、俯瞰的な記事(4頁)を寄せている。
 そして、横浜豊行(ユニオンHD)、鬼頭和孝(東邦GA)、福村康廣(東理HD)、(記事執筆後、ユニオンHD絡みで河村博晶も)といった「増資マフィア」の逮捕で、こうしたボロ会社を舞台にしたマネーゲームは節目を迎えたと分析している。
 同記事には、併せて、未だ逮捕されていない者も含め、主な「増資マフィア」の相関図も掲載されている(冒頭写真)。


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2009/12/03

執筆者: Yamaoka (9:00 am)
 東証2部上場の投資会社「ユニオンホールディングス」(東京都板橋区)の株取引をめぐる相場操縦事件に絡み、大阪府警捜査2課は11月2日、不正に銀行口座を開設し、預金通帳をだまし取った詐欺容疑で、通称「ワシントングループ」のトップとして知られる河野博晶容疑者(67)ら3人を逮捕した。(冒頭写真=「関西テレビ」のニュース映像より)
 本紙はこの11月7日、「『ユニオンホールディングス』巡る株価操縦事件で名前が出る大物仕手筋」なるタイトル記事を報じているが、その大物仕手筋とは河野容疑者のことだった。
 河野容疑者といえば、兜町筋ではまさに大物仕手筋として知られていた。それ故、同時に当局から狙われてもいた。しかし一般の知名度は高くないし、追加逮捕となったこともあってか扱いは大きくなく、一部の全国紙、それも大阪府警が手掛けたことから大阪版だけのところが多かった。


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2009/11/30

執筆者: Yamaoka (7:40 am)
 本紙では約2年前に取り上げたこともある、消費者金融大手「武富士」(東京都新宿区)の武井一族の実質、豪邸=「真正館」の売却話で、「三菱地所」から約1億5000万円詐取した容疑で、ようやく佐竹修三元弁護士が逮捕された。(冒頭写真=「毎日」本日夕刊記事)
 その詳細は大手マスコミ報道を見ていただくとして、本紙では先日、特別背任容疑で逮捕された東証2部上場「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣会長との交流(「ゼクー」株に関して。なお、このゼクー株の件で佐竹容疑者は07年7月、業務停止10カ月の懲戒処分を受けていた)について、それから、佐竹容疑者は容疑者で、ある代議士の名前を出して信用付けしていた事実、さらに佐竹容疑者、他にもいろんなトラブル案件にタッチしており、本紙で報じたその関連記事を再度紹介しておく。


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2009/11/08

執筆者: Yamaoka (8:20 am)
 まさに絵に描いたような展開だった。
 本紙は今年9月14日、「材料もなく株価急騰の理由」とのタイトルで、ジャスダック上場のカー用品店「オートウェーブ」(千葉市)の株価について解説している。
 東証2部「昭和ゴム」(今年6月より「昭和ホールディングス」。千葉県柏市)にも登場するファンドの顧問弁護士と元大蔵官僚が、裏で株価を上げており、その材料として、10月の臨時株主総会で大量の増資の件が議案に上がると吹聴しているとの観測記事だった
 予測は的中。
 本紙記事から4日後、オートウェーブは指摘の顧問弁護士、元大蔵官僚らを割当先にする大量(発行総数の162%)かつ有利(割引率82%)な、新株予約権もすべて行使されれば総額10億5000万円分の第3者割当増資と新株予約権を発行すると発表した。
(冒頭写真=オートウェーブの株価チャート図)


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2009/11/07

執筆者: Yamaoka (12:40 pm)
 大阪府警捜査2課などが11月4日、精密機器メーカー「ユニオン光学」などの持ち株会社で、東証2部上場「ユニオンホールディングス」(東京都板橋区)の株価操縦(現・金融商品取引法違反)容疑で、横浜豊行社長(逮捕翌日、代表を解任。平取締役に)など9名を逮捕すると共に、関係先を強制捜索したのは大手マスコミ既報の通り。
 横浜社長は、東京・大阪の両仕手筋に依頼し、2007年3月〜4月にかけ、ユニオン社の株価を不正に上げさせ(冒頭写真=ユニオン社の株価チャート図)、両仕手筋は高値で売り抜けて儲けたと言う。前年、同社は新株予約権を発行したが、株価は低迷し、行使されなかった。しかし、この株価操縦後、その一部が行使された(約28億円)ことから、横浜容疑者はこれを期待し、仕手筋と共闘した可能性がある。
 すでに逮捕された9名のなかには、東西の仕手筋の仕切り役両名も含まれている。だが、この件ではさらに第2弾の逮捕があり、その際には仕手筋の大物が逮捕されるとの見方も出ている。


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2009/10/29

執筆者: Yamaoka (5:00 pm)
 海外逃亡中の中澤秀夫公認会計士ーーその行方を掴む目的もあって、東京地検特捜部がこの10月14日、大証2部「東邦グローバルアソシエイツ」(東京都港区)など関係先を強制捜索したのは本紙でも既報の通りだが、それに続き、つい最近、特捜部はあの川上八巳被告(=冒頭写真。44)を任意ながら何度も呼び、中澤容疑者の件で事情聴取を行っているという。
 川上被告といえば、ヘラクレスに上場していたIT系企業「ビーマップ」(東京都文京区)の株価操縦容疑(証取法違反)で罪に問われ、この9月9日、一審判決が出たばかり。
 ただし、懲役1年6月、追徴金2億4533万2500円ながら、3年の執行猶予付きだったことから、検察側はこれを不服として控訴している。
 とはいえ、これまで中澤容疑者と一緒に仕事をしていたとか聞いたことがない。しかも、東京地検が事情を聞いている件には、東邦グローバル絡みで登場している沢田三帆子氏も関係しているという。いったい、何の件なのか?


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2009/10/10

執筆者: Yamaoka (4:20 pm)
 昨年10月、経営破たんした、東証2部に上場していた中堅ゼネコン「井上工業」(群馬県高崎市)ーー警視庁組織犯罪対策3課が中心になっているように、旧経営陣の特別背任容疑だけでなく、その背後で資産収奪をした闇社会関係者にもメスを入れるべく、今年7月に元社長らの関係先を家宅捜索した際のブツ読みを行うなどし、ターゲットを絞っているようだが、その過程で、残念ながら諸条件から事件を見送ったとされる案件の具体的内容が聞こえて来たので、以下、報告しておく。
 それは破たん直前に開催された株主総会対策に関することだ。
(上写真=井上工業上場廃止時の社長になってしまった中村剛氏)


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2009/10/05

執筆者: Yamaoka (10:00 am)
 中澤秀夫公認会計士が海外逃亡中なのは、本紙でも既報の通りだが、人材派遣最大手だった「クリスタル」を旧「グッドウィル・グループ」(GWG)が買収する際、使ったファンド「コリシアンパートナーズ」(冒頭写真=その謄本。07年7月解散)の共同代表に中澤氏と共に就いていた鬼頭和孝氏への包囲網がいよいよ狭まっているようだ。
 すでに鬼頭氏、当局から何度も任意の事情聴取が行われているのは間違いない。
 鬼頭氏案件といえば、真っ先に思い浮かぶのは、上場廃止になった「トランスデジタル」の件。クリスタル仲介の儲け(約180億円とも)の一部を注ぎ込み、鬼頭氏は「TD投資事業組合」を通じて約20億円で実質、トランスを傘下に治めたのは08年3月のこと。同じく捜査線上に上がっている後藤幸英氏はあくまでダミー社長だった。だが、いま迫っている案件はこれではないようだ。


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2009/10/01

執筆者: Yamaoka (7:50 am)
 本紙でもこの9月25日既報のように、東証2部「東理ホールディングス」(東京都中央区。冒頭写真はこの9月社長を降りた福村康廣氏)が05年1月20日に発行した新株予約権が、いま注目されているわけだが、これを機に、入手していた内部資料を改めて見ていたところ、当時、見落としていた、兜町の世界では有名なある人物も300万株分の譲渡を受けていた事実を発見した。
 今年、別の上場企業の増資引受に関して逮捕された(ただし不起訴に)こともある人物だ(以下に、その証拠書類コピーを掲載)


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