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単元未満株取引が気になるけれど「単元未満株って何?」「どこの証券会社がおすすめ?」などと疑問に思っていませんか?
結論、単元未満株とは1株から少額投資できる株式のことを指し、投資コストを抑えながら着実に投資利益を獲得するためには、当日中の約定回数が多い「SBIネオモバイル証券」と「LINE証券」で取引することをおすすめします。
この記事では、単元未満株の基礎知識について詳しく解説した上で、単元未満株の取引方法や手数料と注文時間について具体的に説明し、投資コストを抑えて取引できる証券会社を比較してご紹介します。
この記事を読めば、単元未満株のメリット・デメリットや取引方法についてすぐにわかり、あなたの今後の投資活動で利益を最大化できます。
1.この記事の結論
結論、単元未満株とは、1株から取引できる株式のことを指し、少額の自己資金で取引できるため、投資初心者におすすめの株取引です。
単元未満株を取り扱う国内主要証券会社7社を対象に、「注文受付時間の長さと当日の約定回数」「取引手数料の安さ」を比較した結果、以下2社が優れていることがわかりました。
- SBIネオモバイル証券
- LINE証券
特に、時間を気にせず月に3回以上取引したい場合は「SBIネオモバイル」、こまめに取引してその場で約定結果を知りたい場合は「LINE証券」を選ぶとよいでしょう。
1-1.SBIネオモバイル証券
SBIネオモバイル証券は、SBI証券と並び当日中の約定回数が1日3回と豊富な上に、取引手数料は月50万円まで月額220円と最安値のネット証券会社です。
単元未満株は少額投資が中心となるため、月に3回以上の取引を行い、約定金額50万円までに収まる場合は最もおすすめのネット証券会社です。
1-2.LINE証券
LINE証券は、単元未満株の注文受付時間内であれば何度でも即時約定できる上に、9:00~14:50の取引コストが約定金額の0.05%と最安値のネット証券会社です。
そのため、9:00~14:50の時間帯に取引する機会が多く、その場で約定結果を知りたい場合は最もおすすめのネット証券会社です。
2.単元未満株とは
単元未満株とは、通常100株または1,000株でしか取引できないところ、1株から取引できる株式のことを指します。
たとえば、「1株2000円・1単元1000株」の株を買おうとすると200万の資金が必要ですが、単元未満株の取引ができる銘柄なら1株から買うことができます。
つまり、単元未満株は少額の資金で投資活動を始められるので、投資初心者の方に特におすすめです。
3.単元未満株のメリット4つ
結論、単元未満株のメリットは、少額の自己資金で投資を始められる上に、分散投資を行いやすいので高額の損失を防ぐリスク回避につながることです。
単元未満株の主なメリットは以下4つです。
- 少額から気軽に投資できる
- 分散投資を行いやすくリスクマネジメントができる
- 配当が受け取れる
- 買い増しで単元未満株を単元株にできる
単元未満株のメリットについて、下記で具体的にご説明します。
3-1.少額から気軽に投資できる
通常の株式投資は100株または1,000株でしか取引できないところ、単元未満株は1株から取引ができます。
単元未満株の中には1株あたり数百円で購入できる銘柄もあるため、少額の自己資金で気軽に投資を始められます。
3-2.分散投資を行いやすくリスク回避ができる
単元未満株取引では、1つの銘柄に要する資金が少なく済みます。
そのため、複数の銘柄を少しずつ買いやすく、投資先を分散することで大きな損失を防ぎリスク回避を図ることができます。
3-3.配当が受けられる
単元未満株を保有している場合でも、通常の単元株同様に保有株数に応じて配当金を受け取ることができます。
3-4.買い増しで単元未満株を単元株にできる
単元未満株は買い増すことで単元株にすることができます。
たとえば、「1単元・100株」の銘柄を単元未満株で75株所有していた場合、25株買い増すと、単元株として取引できるようになります。
また、単元株として保有することで、単元未満株では制限されている株主権を得ることができます。
4.単元未満株のデメリット5つ
結論、単元未満株のデメリットは、株主として与えられる権利が制限される上に、取引できる時間帯や注文方法が限定されるため短期間で大きな利益を得にくいことです。
単元未満株のデメリットは以下5つです。
- 一部の株主権利が制限される
- 少額投資のため短期間で大きな利益が見込めない
- リアルタイムで取引できない
- 取引できる証券会社や銘柄が限定される
- 注文方法は成行注文のみに限られる
単元未満株のデメリットについて、下記で具体的にご説明します。
4-1.一部の株主権利が制限される
単元未満株を保有している場合は、通常の単元株主と異なり、一部の株主権利が制限されます。
制限される主な株主権利は以下3つです。
- 株主総会の参加権利
- 議決権
- 株主優待
ただし、株主優待は単元未満株主でもがもらえる銘柄もあるので、確認することをおすすめします。
4-2.少額投資のため短期間で大きな利益が見込めない
単元未満株は少額投資のため、その分得られる利益も少額です。
そのため、リスクを回避し、中長期的な運用を行い着実に利益を積み立てる投資方法をおすすめします。
4-3.リアルタイムで取引できない
単元未満株の取引は、約定までに時間がかかり、取引タイミングが制限されています。
そのため、あなたの希望通りの価格で約定しにくく、株価変動に左右されやすいというデメリットをもちます。
単元未満株の取引時間は証券会社によって異なるので、詳しく知りたい場合は「5-2.単元未満株の注文時間と当日中の約定タイミングを徹底比較」をご確認ください。
4-4.取引できる証券会社や銘柄が限定される
単元未満株の取り扱いは証券会社によるサービスのため、取り扱いの無い証券会社もあります。
また、単元未満株の取り扱いの無い銘柄もあるため、あなたが気になる銘柄が必ずしも取引対象であるとは限りません。
単元未満株取引サービスを提供している国内の主要ネット証券会社は、以下7社です。
- SBIネオモバイル証券
- SBI証券
- LINE証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
- 岡三オンライン証券
- 野村証券オンライン
単元未満株の対象銘柄は、各証券会社によって異なるため、気になる銘柄を見つけたら調べてみることをおすすめします。
4-5.注文方法は成行注文のみに限られる
単元未満株の注文方法は、その時の市場価格で約定する「成行注文」のみに限られます。
さらに、約定までタイムラグがあるため、当初の予測とは異なる金額で約定する可能性があります。
5.単元未満株の取引方法を徹底解説
結論、単元未満株取引で最大限の利益を獲得するためには、当日中の約定タイミングが多く、取引手数料の安い証券会社を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、投資コストを抑えながら、着実に投資利益を積み上げられるからです。
この章では、単元未満株取引で利益を獲得するために、必ず把握すべき以下3点について解説します。
- 単元未満株の取引方法
- 単元未満株の注文時間
- 単元未満株の取引手数料
単元未満株の基本的な取引の流れは各証券会社で同じですが、注文時間や取引手数料など細かい点は各社によって異なります。
下記では、各証券会社共通の取引方法や注文時間・取引手数料の比較をまとめました。
5-1.単元未満株の取引方法
単元未満株取引は、証券会社の公式サイトまたは公式アプリで取引を行います。
ただし、注文方法が「成行注文」のみに限定される上に、リアルタイムで取引できないので注意しましょう。
単元未満株の取引方法について、把握すべきポイントは以下3つです。
- 注文方法は「成行注文」のみ
- 注文の有効期限は当日中のみ
- リアルタイムで取引できない
したがって、単元未満株はリアルタイムで約定できず、あなたの希望価格で取引できない可能性があることを理解しておきましょう。
上記3つのポイントの具体的な説明について、詳しく知りたい場合は「4.単元未満株のデメリット 5つ」をご確認ください。
【SBI証券】単元未満株を買いたい場合
ここでは、国内ネット証券会社大手の「SBI証券」を例に挙げて、単元未満株購入の流れを説明していきます。
出典:SBI証券
SBI証券で単元未満株を買う手順は、下記8ステップです。
- SBI証券の公式サイトにログインする
- 「国内株式」を選択する
- 「新規注文」を選択する
- 「単元未満株(S株)」タブを開く
- 購入したい銘柄を選択する
- 株数・預り区分を入力する
- 「単元未満株(S株)取引ルール」の内容を確認する
- 取引パスワードを入力し注文を確定させる
単元未満株を買う場合、証券会社によって入力内容や操作画面が異なるので注意しましょう。
SBI証券の単元未満株取引の特徴や購入方法について、詳しく知りたい場合は「SBI証券 単元未満株」をご確認ください。
【SBI証券】単元未満株を売りたい場合
国内ネット証券会社大手の「SBI証券」を例に、単元未満株売却の流れも説明していきます。
出典:SBI証券
SBI証券で単元未満株を売る手順は、下記7ステップです。
- SBI証券の公式サイトにログインする
- 「国内株式」を選択する
- 「新規注文」を選択する
- 保有中の売りたい銘柄を選択する
- 売りたい株数・預り区分を入力する
- 「単元未満株(S株)取引ルール」の内容を確認する
- 取引パスワードを入力し注文を確定させる
単元未満株を売る場合も、証券会社によって入力内容や操作画面は異なります。
SBI証券の単元未満株取引の特徴や売却方法について、詳しく知りたい場合は「SBI証券 単元未満株」をご確認ください。
5-2.単元未満株の注文時間と当日中の約定タイミングを徹底比較
結論、単元未満株の注文時間と当日中の約定タイミングの多さは、以下3つの証券会社が当日3回以上あり優れています。
- SBIネオモバイル証券
- SBI証券
- LINE証券
あなたが単元未満株取引で利益を拡大させるためには、当日中の約定回数の多い証券会社を選び、着実に投資利益を積み立てることが重要です。
下記表では、単元未満株を取り扱う国内主要証券会社7社の注文時間と当日中の約定タイミングを比較しました。
証券会社 | 注文受付時間 | 注文当日中の 約定回数 | 注文時間 | 約定タイミング |
SBI ネオモバイル 証券 | 24時間 | 3回 | 0:00~7:00 | 当日9:00頃 (前場始値) |
7:00~10:30 | 当日12:30頃 (後場始値) | |||
10:30~13:30 | 当日15:00頃 (後場終値) | |||
SBI証券 | 24時間 | 3回 | 0:00~7:00 | 当日9:00頃 (前場始値) |
7:00~10:30 | 当日12:30頃 (後場始値) | |||
10:30~13:30 | 当日15:00頃 (後場終値) | |||
LINE証券 | 9:00~11:20 11:30~12:20 12:30~14:50 17:00~21:00 | 注文時間内 無制限 | 9:00~11:20 11:30~12:20 12:30~14:50 17:00~21:00 | 注文時間内なら 即時約定 |
マネックス 証券 | 前日17:00~ 当日11:30の間 | 1回 | 前日17:00~ 当日11:30の間 | 当日15時40分 以降に反映 |
auカブコム 証券 | 24時間 | 1回 | 00:01~10:00 | 当日の前場 始値 |
10:01~23:00 | 翌営業日の前場 始値 | |||
23:01~10:00 | 翌営業日の後場 始値 | |||
岡三オンライン 証券 | 前日16:15~ 当日10:30の間 | 1回 | 0:00~10:30 | 当日の後場 始値 |
16:15~21:00 | 翌営業日前場 寄値 | |||
21:00~0:00 | 翌営業日後場 寄値 | |||
野村証券 オンライン | 平日 6:00~14:00 平日 15:35~翌2:00 休日 6:00~翌2:00 | 1回 | 平日 6:00~14:00 | 当日中 |
平日 15:35~翌2:00 | 翌営業日 | |||
休日 6:00~翌2:00 | 翌営業日 |
単元未満株取引を行う際に、時間を気にせず注文したい場合は「SBIネオモバイル」または「SBI証券」、注文時間内にこまめに取引してその場で約定結果を知りたい場合は「LINE証券」を選ぶとよいでしょう。
5-3.単元未満株の取引手数料を徹底比較
結論、単元未満株の取引手数料も証券会社によって異なりますが、投資活動利益を獲得するためには、取引手数料が安値の証券会社を選択するとよいでしょう。
国内の主要証券会社7社の中でも、以下2社の取引手数料が最安水準であることがわかりました。
- SBIネオモバイル証券
- LINE証券
下記表では、単元未満株を取り扱う主な証券会社7社の取引手数料を具体的に紹介します。
証券会社 | 取引手数料 | 最低取引手数料 |
SBI ネオモバイル 証券 | 月50万円までは 月額220円 | 月額220円 |
SBI証券 | 約定金額の0.5% | 50円 |
LINE証券 | ・約定金額の0.05% (9:00~14:50) ・約定金額の0.5% (17:00~21:00) | 9:00~14:50:5円 17:00~21:00:50円 |
マネックス 証券 | 約定金額の0.5% | 48円 |
auカブコム 証券 | 約定金額の0.5% | 48円 |
岡三オンライン 証券 | ・約定金額が~2万円の場合200円 ・約定金額が~3万円の場合300円 ・約定金額が~10万円の場合600円以降 10万円ごとに600円ずつ追加 | 200円 |
野村証券 オンライン | 約定金額の1.1% | 550円 |
単元未満株取引を月50万円まで3回以上取引したい場合は月額制の「SBIネオモバイル」、9:00~14:50の間に取引したい場合は約定毎に手数料0.05%の「LINE証券が投資コストを抑えられるのでおすすめです。
ただし、LINE証券は夜間取引(17:00~21:00)の場合、取引コストが日中よりも10倍跳ね上がってしまうので注意が必要です。
まとめ
単元未満株の基礎知識について詳しく解説した上で、単元未満株の取引方法や手数料と注文時間について具体的に説明し、投資コストを抑えて取引できる証券会社を比較してご紹介しましたがいかがでしたか?
単元未満株とは、1株から少額投資できる株式のことを指し、投資コストを抑えながら着実に投資利益を獲得するためには、当日中の約定回数が多い「SBIネオモバイル証券」と「LINE証券」で取引することをおすすめします。
単元未満株を理解することで、あなたの投資活動がうまくいき、利益が最大化されることを願っています。
6.単元未満株でよくあるQ&A 2選
単元未満株に関してよくある疑問について解説します。
- 単元未満株を購入するときに注文価格と概算約定代金が違うのはなぜ?
- 単元未満株はNISA口座で取引できる?
単元未満株は通常の株取引単と注文方法や約定金額が異なる部分があるので、正しく仕組みを理解することが重要です。
下記では、単元未満株取引に関するよくある質問を2つご紹介します。
実際に単元未満株取引を始める前に必ず確認しましょう。
6-1.単元未満株を購入するときに注文価格と概算約定代金が違うのはなぜ?
結論、単元未満株は「成行注文」しか選択できず、とリアルタイムで約定できないため、取引成立までの間に株価変動を受けるためです。
単元未満株の成行注文時に表示される概算約定代金は、あくまで株価の変動予測に基づく金額であり、株価見積価格に注文数を乗じた金額となります。
そのため、株価の高騰・暴落を防ぐために設けられた値幅制限いっぱいの金額が拘束され、注文価格と概算約定代金が異なる場合があります。
6-2.単元未満株はNISA口座で取引できる?
結論、単元未満株は一般NISA口座でも取引できます。
一般NISA口座では、投資額が年間120万円以下であれば5年間非課税で取引ができるので、投資額が収まりそうな場合は、NISA口座を使うと節税しながら利益を積み立てることができます。